「一月一日〜三日」国と家庭の安全祈願。 「大般若波羅蜜多経」六百巻を転読して、国家安寧、家内安全災害防止などを祈祷する法会で、天台宗、禅宗などの各寺院で正月三が日の早朝行われる。 「転読」と言うのは、経典を全部読むのではなく各巻を右から左、左から右に転々と翻しながら、その間に「陀羅尼」を唱えて全巻を読誦した事にする。  各巻の最後に「降伏一切大魔最勝成就」と大声で唱えるのが特徴で魔を追い払う法会というに相応しい迫力を感じさせる儀式です。 「大般若波羅蜜多経」は一切の物は本質的に「空」であると説く大乗仏教初期の経典で、唐の玄奘がインドから持ち帰り七年の歳月を費やして翻訳したものです。