この花も、花の咲き方は少し違うがきっとアジサイの仲間でしょうね。
花が八重に咲いているように見えるので、八重アジサイか?
山に咲いている「近所の人が植樹し手入れをしていそう」ので新種では無さそう
です。
科名:シソ科 属名:ハナトラノオ属 学名:Physostegia virginiana
別名:角虎の尾・ヒソスギア 原産国:北アメリカ 草のタイプ:多年草
草丈:40㎝~1m
トラノオという名前の植物は、花穂が長くその回りに花が付く植物を指すそ
うです。また、その形が虎の尾に似ていることに由来していると言います。
トラノオと名が付く植物はほかにも、あるそうですが、ベロニカやサンセベリア
もトラノオが付くそうです。穂状に伸びて花が咲くものを、トラノオと呼ぶみた
いですが、その中でもこのハナトラノオは格別に花が鮮やかで綺麗ですね。
地下茎で横から横へと増えて、背も高くなりますので、鉢植えや狭い庭ではその
魅力を発揮できません。日本には大正時代に渡って来たと言われています。
科名:ヒガンバナ科 属名:アガパンサス属 学名:Agapanthus africanus
和名:アガパンサス 別名:紫君子欄「ムラサキクンシラン」
英名:Africanlily . Agapanthus 原産地:南アフリカ 開花期:5月~7月
花色:青紫・紫・白・ピンク・複色
アガパンサスの花名は、ギリシャ語で愛を意味する「agap(アガペー)」と
花を意味する「Anthos(アンサス)」が合わさって付けられたそうです。
アガパンサスが日本に渡って来たのは、明治時代中期ですが詳しい経緯は
定かではないそうです。梅雨時に花開くアガパンサスは、青紫や白・紫・青
とピンクなど、涼しそうで見る人を楽しませてくれます。南アフリカを原産地
とする、多年草植物ですが別名「アフリカンリリー」と呼ばれるほか、君子欄
に似ている事から「紫君子欄」という和名も持っいます。夏になると細長く
伸びた茎の先から放射線状に花を咲かせ、草丈は30~150㎝まで生長します。
ヨーロッパでは古くから、愛の花として親しまれ恋人に贈られたそうです。
自分の気持ちを想い人に伝えるシーンで、贈られた花から「ラブレター」と
青紫色した花姿から、知性をを感じさせる様子を「知的な装い」という花言葉
が相応しく思われ付けられたのでしょう。
科名:アカネ科 属名:クチナシ属 学名:Gardenia jasminoides
植物のタイプ:常緑低木 樹高:1.5~2m 花期:6~7月 実熟:11~12月
英名:Common gardenia Cape jasmine 原産地:日本・台湾・中国
クチナシの白い花はもちろん美しいものですが、なんといっても眩暈がするほどの良い香り
が特徴です。鬱陶しい梅雨の最中でも白い花が咲き始めその香りがすると、毎年のように幸
せを感じさせてくれます。クチナシは早春のジンチョウゲ、秋のキンモクセイと並び芳香花木
の代表になっています。クチナシの名前の由来は果実が熟しても、口を開かないことに由来
しています。クチナシの名前から「朽ち無し」=朽ちる事がないという意味で、縁起物として
結婚祝い、結婚記念日、開店や開業祝いに贈られることが多いと聞きます。18世紀にヨーロ
ッパに入ると、クチナシのかぐわしい芳香がうけて、恋人に贈るようになったと言われて
います。クチナシの純白の花弁は次第に黄味を帯び、最後は茶色になってしまいますが、香
りは最後までしっかりと残っております。クチナシの芳香は真夜中がいちばん強く、此れは
受粉のさいに昆虫を引き寄せるためと、考えられているようです。
科名:キク科 属名:アザミ属 学名:Cirsium japonicum
英名:Japanese thistle 和名:ノアザミ「野薊」 原産地:日本
別名:ヘルアザミ 分布:本州~九州 植物のタイプ:多年草
茎の高さは0.5~1m位になります。葉は羽状に中裂し、縁に棘があり
茎葉の基部は茎を抱く。花期にも根生葉は残っている。花期は5月~8月
で、アザミ属の中では春咲の特徴を持ちますが稀に10月まで咲いている物
も見られます。花「頭状花序」は筒状花のみで構成されており直径は4~5
㎝ほどしかありません。花の色は紫ですが、稀に白い花もあるそうです。
花を刺激すると、花粉が出て来て総苞はよく粘ります。