見事に咲いた水道局の「満開の櫻」

櫻の語源には諸説有るようですが、はっきりとは分かっていないようです。

有力な説は2つ有るようです。

①日本神話を起源とする説「木花開耶姫」(このはなさくやひめ)と言う

古事記に登場する「さくや」が転化して「さくら」となった説。

②農業に起因する説「さくら」の「さ」の字は古語で穀物の霊を表す言葉

「くら」は神霊が鎮座する場所を表す言葉、二つが合わさった「さくら」は

穀霊が集まる依代を意味すると?

信貴山 大窪寺 有名な「櫻4種類」(4)

④カンザクラ「寒櫻」名前の通り寒い時期から咲く花で、別名がカンジツサクラ「元日櫻」

と言います。開花の早い品種は1月頃から咲き始め、品種としては「オオカンザクラ」

大寒櫻「シュゼンジサクラ」修善寺櫻「カワズサクラ」河津櫻などが有ります。

有名な場所では、伊豆半島で修善寺櫻や河津櫻が3月になると満開になります。

信貴山 大窪寺 有名な「櫻4種類」(3)

③八重櫻「ヤエザクラ」特定の品種の名前ではなく、八重咲になる櫻の総称で

一重咲のの櫻より豪華に見える。花弁の数が多いのが特徴の八重桜ですが

兼六園の「菊櫻」は花弁が何と300枚位有り、見た目にも豪華である。

その他の八重櫻は「カンザン」関山、「フゲンゾウ」普賢象「ギョウイコウ」

御衣黄などが有名である。八重櫻が見られる有名な場所は、大阪市造幣局の

「櫻の通り抜け」です。

信貴山 大窪寺 有名な「櫻4種類」(2)

②シダレザクラ「枝垂櫻」エドヒガンの一品種で、枝が垂れてものですが、別名は糸櫻ともいう。

他にも「ベニシダレ」紅枝垂「ヤエベニシダレ」八重紅枝垂「シダレソメイヨシノ」

枝垂染井吉野と色々な種類が有ります。「エドヒガン」は寿命が長く日本三大櫻の一つである

福島県の三春滝櫻は、樹齢2000年と推察される。

信貴山 大窪寺 有名な「櫻4種類」

①ソメイヨシノ「染井吉野」櫻の名所と言われる処の8割に植えられていて

 気象庁が発表する桜前線も「ソメイヨシノ」が基準になっています。

 起源には、諸説ありますが江戸時代に「エドヒガン」江戸彼岸と「オオシマザクラ

 」大島櫻を交配させて人工的に作った説が有力です。葉よりも先に花咲く点は

「エドヒガン」から大きな花弁は「オオシマザクラ」から受け継いでいます・

水道局の櫻は5分咲。

東京の櫻、平成30年3月24日に気象庁が満開宣言をした。

例年より10日間早いとの事で有る。

「満開の定義」標本木が80%以上、蕾が開いた状態を満開日としているそうです。

 

信貴山 大窪寺 平成29年度「泰山木」

信貴山 大窪寺 平成29年度「藤棚」