信貴山 大窪寺 令和元年9月30日「近隣に咲く花」

マリーゴールド

科目:キク科  属名:コウオウソウ属  学名:Tagetes  英名:Marigold

分類:一年草  草丈:15㎝~60㎝  開花期:5~11月

夏花壇の定番の花で、一重や八重の明るい黄色やオレンジの花は

晴れた夏に良く似合う花です。良く見かけるフレンチ種のほかに

花や株の大きなアフリカ種も人気があります。葉は羽状の濃緑で

株はこんもりしています。一般的にはとっても丈夫な花と言われて

居ますが、葉が虫に食われやすかったり、厄介なハダニが発生する

など扱いづらい一面もあるそうです。また、暑さに強いような印象

がありますが、意外にもそれほど強くもないそうです。

信貴山 大窪寺 令和元年9月28日「近隣に咲く花」

サンパチェンス・コロナ

科名:ツリフネソウ科  属名:ツリフネ属(インパチェンス属)

学名:Impatiens     hybrida    sun   patience 原産国:熱帯アジア

花色:ピンク・白・赤・オレンジ等 草丈:40~100㎝

タイプ:一年草  開花時期:5~11月

夏花壇を彩る植物として、普及しているサンパチェンスですが、その

高い環境浄化能力で近年において、注目を集めているのです。

有害物質である二酸化窒素やホルムアルデヒド、を体内に取り込んで

分解、無毒化します。これらの能力は従来の園芸植物に比べると遙かに

高く、美しい花を咲かせて楽しむだけではなく環境を浄化する植物とし

ての一面を併せ持っています。この花の名前の由来は「サン(sun)太陽

+ペイシェンス(paitiencs)忍耐」と言う単語から「サンパチェンス」

と言う名前になったそうです。

信貴山 大窪寺 令和元年9月26日

キンシバイ「金糸梅」

科目:オトギリソウ科   属名:オトギリソウ属

学名:Hypericum   patulum   英名:Tallst,  john`s   wort

原産国:中国  開花時期:5~7月  花色:黄色

別名:ヒペリカム・ヒペリカム、ビドコート・草山吹「クサヤマブキ」

特徴:金糸梅は雄蕊が黄色い花の中心に、約60個5本ずつ束になって

収まっております。樹高は1~1.5mに生長し、明るい緑色の葉っぱ

を付けます。葉っぱの表面にはオトギリソウ属、特有の斑点が薄らと有り

葉っぱと花のコントラストが美しい事から、切り花や華道の花材に良く利用

されて居るようです。今年も5月の初旬から沢山の、キンシバイが咲き綺麗

でしたが9月下旬になって、一輪咲いていました。

信貴山 大窪寺 令和元年9月17日

ハイビスカス

科目:アオイ科  属名:フヨウ属  学名:Hibiscus    rosa-sinensis

花色:赤・ピンク・白・黄・オレンジ・等々 英名:Chinarose  ,Chinese hibiscus

開花時期:6~9月 花持ち時間:1日  和名:仏桑花「ブッソウゲ」仏桑華

別名:ハイビスカス・琉球木槿「リュウキュウムクゲ」 原産地:熱帯アジア

ハイビスカスを国花とする国は、パプアニューギニア・マレーシア・スーダン

ハワイでは、ハイビスカスやブルメリアの花が髪飾りに用いられていますが

髪飾りにする際には、未婚者は右に既婚者は左に差す決まりが有るそうです。

又、ハワイでは頭や首などにかける装飾品のレイにもハイビスカスが用いられて

ハワイを代表する花ですし、ハワイの州花にも指定されているそうです。

日本の沖縄では、赤花「アカバナ」と呼ばれ生垣や庭にも沢山植えられております。

又、沖縄南部では、後生花「ゲソウバナ」と呼ばれ死人の後生の幸福を願って墓地

に、植栽する習慣もあると言います。

信貴山 大窪寺 令和元年9月7日「近隣に咲く花」

フヨウ「芙蓉」

科名:アオイ科  属名:フヨウ属  形態:落葉広葉・低木

学名:Hibiscus   mutabills 別名:モクフヨウ「木芙蓉」 樹高:2~3m

原産地:日本・中国・台湾  英名:Cotton  rose    Confederate   rose

開花期:7~10月 花色:白・ピンク

中國・台湾・日本南部に自生する落葉低木です。

夏になると白やピンクの花を咲かせますが、花は直径10~15㎝と大輪

で朝に開き、夜には萎む事が特徴です。

日本では、室町時代から鑑賞されており、鹿児島県では木の繊維を使って

布を織っていたという記憶が残されております。葉が落ち、冬にかけて

黄褐色に熟いた実だけを付けた姿を、枯芙蓉とも呼ばれ別の味わいがあります。

信貴山 大窪寺 令和元年9月5日「近隣に咲く花」

ゼフィランサス

科目:ヒガンバナ科  属名:ゼフィランサス属「タマスダレ属」

学名:Zephyranthes  英名:Zepher lily   ・Fairy lily  ・Rain  lily

原産地:アメリカ・西インド諸島  開花期:7~9月

花色:白・ピンク・黄色等  別名:レインリリー

ゼフィランサンスは、ゼフィランサンス属「タマスダレ属」の植物

の総称で、温暖な地域に生息している多年草です。

メキシコを中心とした、南北アメリカや西インド諸島に40種類ほど

が分布されているそうです。園芸品種は、19世紀のイギリスで生み

出されたそうです。学名はギリシャ語で西風を意味する「Zephyros

(ゼピュロス)と花を意味する「Anthos(アントス)」が合わさった物

とされているそうですが、何故これらが語源になっているかは不明だ

そうです。良く晴れて乾燥した後に、雨が降って球根が潤うと開花し

ます。この性質から「レインリリー」と言う別名でも親しまれています。

信貴山 大窪寺 令和元年9月3日「百日紅.2」

サルスベリ「百日紅」

科名:ミソギ科 属名:サルスベリ属 学名:Lagerstroemia   indicaL.

英名:Crape myrtla 原産地:中国南部 開花期:7~10月

花の色:ピンク・白・濃い紅紫・紫 別名:百日紅「ヒャクジツコウ」

猿滑「サルスベリ」怕痒樹「ハクヨウジュ」

サルスベリは樹高2~10m以上に生長し、艶のある濃い緑色の葉っぱを

互い違いに生やします。花弁の特徴は縮れた小さな花が纏まって穂の様に

咲き夏から、秋までの長い間、美しい花姿が楽しめます。

信貴山 大窪寺 令和元年9月2日「百日紅.1」

サルスベリ「百日紅」

サルスベリは、別名「百日紅」(シャクジツコウ)のなのとおり

初夏から秋までの長い間、鮮やかな紅色やピンク・白などの花を

咲かせる花木です。庭に植えてシンボルツリーとして楽しむ方が

多いと聞きます。白くすべすべの幹が柔らかな印象を受け圧迫感

がないところも魅力ですね。