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信貴山 大窪寺 令和元年6月11日「泰山木.5」

タイサンボク「泰山木」

分類:モクレン科  モクレン属  学名:Magnokia   Grandiflona

英名:Soathern   magnolia     別名:白蓮木「ハクレンボク」マグノリア

漢名:コウギョクラン「廣玉蘭」  古名説:大盞木

タイサンボクは一億年も形を変えていない、モクレンやコブシの仲間です。

タイサンボクのグループは被子植物が生まれた初期にできた「花」の形を

今も残しています。花が生まれた初期にはまだ、蝶や蜂といった「花」の

存在を前提とした、昆虫がいないので花粉の運搬や受粉は「甲虫(カナウン

やカブトムシ的な)」や「ハエ」が行っていました。その為に、甲虫が乗っ

ても花が折れないように上向きに花が咲き、花の根元がしっかりしています。

タイサンボクは元々亜熱帯植物なので、夏の暑さには強いが寒さには若干

弱く関東北部では冬には、落葉する場合もあるそうです。

沢山、咲いて辺り一面に漂うマグノリアの甘酸っぱい香りが広がっています。

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