ツツジ科:ツツジ属の植物の総称です。常緑または落葉性の低木です。
春から夏にかけて、先端が5裂した漏斗形の花を付けます。漢字の「躑躅」は
漢名からで「てきちゃく」とも読み、「躑躅(てきちゃく)」には「行っては止まる」
という意味があり、見る人の足を引き止める美しさから、この漢字が使われたそうです。
其処で漢字Q&A
「薔薇」はバラ、「葡萄」ブドウ、「菖蒲」アヤメ、如何に難しい漢字でも、「草カンムリ」
が付いていれば、草花の名前である事がわかります。でも「躑躅」には、これがあの綺麗な
ツツジを表すなど想像も付きません。「躑躅(音読みでテキチャク)」「大漢和辞典」で
調べると、意外なことがわかります。まず最初に出て来る意味は「足で地を打つ」2番目
は「行きつ戻りつする」3番目は「踊りあがる」だそうです。この様な意味を持つ漢字の
2文字が、どうしてツツジの花を表すことになったのでしょうか?「大漢和辞典」の躑躅
の処ではツツジという意味が書かれているのは4番目ですが、そこに「羊躑躅(ヨウテキ
チャク。ツツジの一種)」に関連して、5~6世紀頃の学者・陶弘景(トウコウケイ)の
意見として、次のような興味深い話が載っていた。羊がその葉を食べると「躑躅」して死
ぬ。それで「羊躑躅」というのである。また、食べれば死ぬので、羊たちは木の葉を見る
と「躑躅(テキチャク)」して散り散りに分かれてしまう。だから「羊躑躅」という名前
を付けたそうです。{以前の漢字文化資料館に掲載されていたそうです}