分類:維管束植物、単子葉植物、イネ科 学名:Dactylis Glomerata
英名:Orchardgrass . Cocksfoot 和名:カモガヤ・オーチャードグラス
分布:地中海~西アジア 繁殖期:7月~8月 国内分布:北海道~九州
侵入経路:牧草として導入 侵入時期:1,860年代に輸入
カモガヤは多年草で茎は高さ、0,5~1,2mで葉身は10~40㎝で
幅は5~14㎜で、葉鞘は背で二つ折りになっている。やや扁平であり
花序は高さ10~30㎝である。緑色にて枝は節に単生し長さ5~9㎜で
3~6の小花からなっている。カモガヤは花粉症の、一種として知られる。
スギやヒノキ花粉の様な、背の高い樹木の花粉は風に乗って数十㎞以上も
遠くに迄、飛散します。背丈の低いイネ科植物の花粉は数mから数百mしか
飛散しません。スギやヒノキ花粉からは中々逃げ切れませんが、イネ科花粉
からはうまく逃げ切る事が出来そうです。と言う意味では、イネ科花粉は
スギやヒノキ花粉より抗原回避の効果が高い花粉症と言えます。