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信貴山 大窪寺 令和元年6月15日

カモガヤ

分類:維管束植物、単子葉植物、イネ科  学名:Dactylis    Glomerata

英名:Orchardgrass .  Cocksfoot  和名:カモガヤ・オーチャードグラス

分布:地中海~西アジア 繁殖期:7月~8月 国内分布:北海道~九州

侵入経路:牧草として導入 侵入時期:1,860年代に輸入

カモガヤは多年草で茎は高さ、0,5~1,2mで葉身は10~40㎝で

幅は5~14㎜で、葉鞘は背で二つ折りになっている。やや扁平であり

花序は高さ10~30㎝である。緑色にて枝は節に単生し長さ5~9㎜で

3~6の小花からなっている。カモガヤは花粉症の、一種として知られる。

スギやヒノキ花粉の様な、背の高い樹木の花粉は風に乗って数十㎞以上も

遠くに迄、飛散します。背丈の低いイネ科植物の花粉は数mから数百mしか

飛散しません。スギやヒノキ花粉からは中々逃げ切れませんが、イネ科花粉

からはうまく逃げ切る事が出来そうです。と言う意味では、イネ科花粉は

スギやヒノキ花粉より抗原回避の効果が高い花粉症と言えます。

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