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信貴山 大窪寺 平成31年4月30日「花水木」

ハナミズキ(花水木)

科/属:ミズキ科/サンシュユ属 学名:Cornus  Florida 和名:花水木 英名:Flowering

Dogwood      原産地:北アメリカ 開花期:4月~5月 別名:アメリカヤマボウシ

日本における植栽は、1912年に当時の東京市長であった尾崎行雄氏が、アメリカ合衆国

ワシントンD.C.へサクラ「ソメイヨシノ」を贈った際、1915年にその返礼として贈られ

たのが始まり。この話は、1981年改訂版の日本の中学生向け教科書「NEW PRINCE」

中3版でもエピソード的に取り上げられた。贈られたハナミズキは全部で60本で、うち

白花の苗木が40本、ピンク花の苗木が20本で、日比谷公園・小石川植物園などに植えら

れた。原木は第二次世界大戦中にほとんどが、伐採されるなどした。戦後小石川植物園で

切株が発見されて、その標本が憲政記念館に展示されており原木は現在、東京都立園芸

高等学校にしか残っていない。ハナミズキは英語では「犬の木」を意味する「dogwood」

と呼ばれる。この語の語源には諸説あるが、一説には17世紀頃に樹皮の煮汁が犬の皮膚

病治療に使用されたと言われ、他には木製の串を意味する英古語の「dag」「dog」を作る

材料に使われる堅い木であった事からともいわれた。但し、犬の皮膚病治療に使ったとさ

れる「dogwood」は同じ、ミズキ科の植物でセイヨウサンシュユと考えられており、ハナミ

ミズキとは異なると考えている。

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