ヒマワリ「向日葵」は超有名なので、誰れでも知っていますが「さるすべり」
「百日紅」は一般的にはあまり知られていない花ではないでしょうか?
日本にサルスベリがやって来た正確な、時代などは不明との事ですが安土桃山
時代の時期と言われる説が有るようです。春に伸びてきた枝の先端に夏から秋に
掛けて花を咲かせるのが特徴です。花の色は薄桃色・桃色・赤紫・白などです。
花弁は6枚で淵が強く波打っているため、満開時期の姿は特に綺麗で目立ちます。
又、樹皮の剥がれた部分はつるつるしている処から「さるすべり」「猿滑り」
「猿も木から落ちる」のことわざの通り、木登りが得意な猿でも気を抜くと
うっかりすべりそうな滑らかな幹です。又サルスベリには、木の肌を掻くと
くすぐったいからとして来た「クスギリノキ」という別名もあるそうです。
サルスベリを漢字で書くと「百日紅(ヒャクジツコウ)」漢字の意味は開花時期が
長く「百日=3ヶ月間」と言う事に因んでいるそうです。