芙蓉は7月から10月頃が花を咲かせる時期で、ピークが8月から9月頃なので
まさに夏の花と言って良いのでしょうね。
そして、秋になると開花は終わり果実が出来ますがその様子も、枯芙蓉と言われる
程に、味わい深いものと言われています。1日で花が終わって仕舞うので、1日花
と呼ばれる事もあるそうです。芙蓉の花言葉は「繊細な美」「しとやかな恋人」など
美しい顔を昔から「芙蓉の顔」と呼び、芙蓉と言う言葉を美人の代名詞として使って
来たそうです。そして、芙蓉の本種以外に八重咲きで朝から段々と花の色を変えてゆく
酔芙蓉、米国のアラバマ州を原産とするアメリカフヨウなどが有ります。どれも夏に
大きな花を咲かせることが、共通の特徴です。酔芙蓉は朝が白色で昼間はうす紅色で
夕方になると濃い紅色に変化してゆくと言う芙蓉です。まるで酔っ払いみたいなので
この名前が付けられたと言われているそうです。芙蓉の木は寒さにあまり強くない為に
出来るだけ、暖かな日の当たる場所を好むそうです。