「キョウチクトウ」原産地はインドで日本には江戸時代に渡来した。
木の大きさは3m~5mにもなる。キョウチクトウ科:キョウチクトウ属で
花は枝の先に群がってつく、花冠は筒状で先は5つに裂けて横に開き咲く。
園芸品種も多く、花の色は白・ピンク・黄色など様々であり八重咲木の物も
ある。葉は3枚が輪になって生える(輪生)か、あるいは向かい合って生える
(対生)狭い楕円形のをしている。表面は濃い緑色で主脈が白く目立ち裏面は
白っぽい。花の後に出来る実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出)
である。夾竹桃は中国名を用いたものである。葉の形状が竹に似て、花が桃に
似ている事から来ているそうである。この木は毒が有る事から、屋敷内に植える
事を嫌う地方もある。葉・花・枝に有毒成分を含み、強心剤・利尿剤などにも
利用される。俳句では季語は「夏」である。花言葉は「油断大敵」「危険な愛」