科/属:ナデシコ科・ムギセンノウ属 学名:Agrostemma githsgo
別名:ムギセンノウ 原産地:ヨーロッパ。アジア・コーカサス地方
英名:Corn cockle 開花時期:5月~7月 草丈:60~90㎝
ギリシャ語のagros(畑・原野)とstemma(王冠・花冠)畑に生える花を
大輪の花の冠に見立てたことが名前の由来だそうです。アグロステンマ
は花径7㎝以上の大きな花のほかに、花径2~3㎝位の小さい花もある
草です。アグロステンマは、線状の葉を付けて細長い茎が60~90㎝
ほどになり、すじ状の斑点が入った薄紅色の花や白い花を咲かせます。
5弁の花弁は先が反り返り、素朴で優しい雰囲気のある花で、麦畑など
の雑草として自生しており、日本では切り花や花壇などに利用されている。
ヨーロッパでは、小麦畑の雑草で厄介者扱いをされる事もあるようです。
日本には諸説ありますが、明治時代に渡来したようです。