大窪寺ブログ » 未分類

信貴山 大窪寺 令和元年5月15日

黄菖蒲(キショウブ)

科:アヤメ科 属名:アヤメ(アイリス・イリス)属 学名:Iris   Pseudacorus

和名:キショウブ 原産地:西ヨーロッパ 英名:W ater・Yellowflag・Yellowflag Iris

開花期:5月

花菖蒲の黄色のバージョンであって、紫色と比べると明るく元気な印象である。

耐寒性に優れる宿根草であり、属名のIris(アイリス)はギリシャ神話の「虹の女神」

の語源に因んでいるという。菖蒲の強い香りには邪気を払うとのいわれがあり、奈良

時代には宮中で執り行われる端午の節句には欠かさず飾られたことが一般にも広まった

と言われています。また、田植えを行う準備の為に女性たちが菖蒲やよもぎで心身を

清めたそうだ「その時代(田植えは、身を清めた女性たちの仕事でであった)」。

日本のアヤメやハナショウブにはない黄色の花が好まれて、栽培され野生化している。

花の外側の花弁は卵形で垂れ下がり、茎部に茶色の網目模様がある。内側の花は

小さく真っ直ぐに直立している。

コメントを残す