日本で見られるカラスは全部で5種類だそうです。その中でも日常よく見られ
るのがハシブトガラス・ハシホソガラスの2種類です。この2種類のカラスの
見分け方は、非常に簡単です。一番の大きな違いは口ばしですが大きくて太い
のがハシフトガラス、口ばしの細いのがハシボソガラスです。皆さんの周りで
多くみられるカラスの殆どは、ハシブトガラスで、木や家などの立体的な環境
にいる事が多いようです。東京都心に居るカラスの殆どはハシブトガラスです。
又、木が多い山や森などの見通しの悪い処を好んで住んでいます。殆どの時間
を木の上や電柱の上にいて、上から周りを見て餌を見つけ素早く降りて餌を取り
餌をくわえると素早く木の上や電柱に戻ります。木の上や電柱の上で常に人の
行動を観察して人の食べ残しや、人が落した食べ物を狙っています。