其の起源は、日本固有の「大島桜」と「江戸彼岸櫻」の交雑種である事が遺伝子
研究により判明しています。ソメイヨシノは歴史的には新しい品種であり、江戸
時代「1603年~1868年」中期から末期に園芸の盛んな江戸郊外の染井村
「現在の東京都豊島区駒込」誕生したそうです。植木職人が接ぎ木や挿し木で増
やし、売り出したと言われています。明治時代以降に人気が出て、全国に広がった
そうです。
大阪の櫻の開花時期は、昨年よりこの場所では約9日間遅い開花です。
櫻の語源は、以前にも書いたように日本神話に登場する木花咲耶姫「このはなさくやひめ」
の「さくや」から来ていると言う説が有り、木花咲耶姫は木の花の様に美しい女神であって
天照大御神「あまてらすおおみのかみ」の孫で瓊瓊杵尊「ににぎのみこと」の妻となった。
櫻は主に、北半球の温暖な地域に多く分布しており、日本には多くの種類が集中しており。
其々の地で、様々な自然環境に合わせ多くの種類が生まれ、日本の櫻は数百万年前から
自生していたと考えられ。又、櫻は突然変異が起こり易いと言われていて更にはもともと
日本に自生していた「大島櫻」「山桜」「江戸彼岸櫻」などを元に品種改良なども行われた事
から現在では、600以上の種が有ると言われているそうです。