それでは四苦の中に出て来る「死」をテーマに少し考えて見たいと思います。此の処は余り深く考えずに、我々が一般的に死に対する考え思う事を書いてみる事にした。良く耳にする言葉で「死んだら人間全てが終わりだからね」と言う言葉は誰でも一度は耳にしている言葉です。良く使う言葉でこの世の「生きとし生けるもの」全ての生命体は何時か、消え去る運命に有る。全ての生命体で有る以上死という事が有ると言う事です。茲では「死」の定義とか難しい事は抜きにします。やはり良く疑問に思う事ですが、全ての生命体は一体何時まで生、死を繰り返すのでしょうか?我々の身近な出来事の中に、子供が産まれ一方では個人差は有るでしょうが長い人生を一生懸命に生き、そして後に残る人々の為に沢山の文明・文化その他多くの財産を残して死んで行きます。  「虎は死して皮を残し、人は死して名を残す」人は様々な生き方をして、自分なりの人生を一生懸命に頑張って全うします。神々が属に言う(彼の世にて)一生懸命に修行(勉強)している人間の姿を見て「1度人間界で修行(勉強)させて見るか?」その様に神々が思い私達を人間界にて修行(勉強)をさせる為に神様が私達にチャンスを与えて下さっているのです。「と良く人様に話をします。」我々がこの世に生を受け、数々の不思議な事が沢山有りますが、輝かしい化学の進歩を以ってしても解明出来無いであろうと思われる事は沢山有ります。近頃新たにDNA鑑定などと呼ばれる科学の進歩により今迄、ペンディングやコールドケイスになっていた事件やらその他の事柄が、証明出来るようになって来たが科学の大きな進歩です。この前の「病」の処で現代では不治の病とされている「癌」も数十年後の医学の進歩で治療により完治出来る病気になる事を見込み、其れ迄の間冬眠状態に人間を急速冷凍して医学の進歩を待ち、やがて「癌」を克服出来る時期が来て解凍技術が進歩した暁に蘇るそんな事を空想している、科学者、医学者が沢山いて日夜研究しているそうです。我々人間の最大のテーマである永遠の命、果たしてそれが良いか悪いかは別としても誰もが考える「死」の苦しみから逃れたいと思う事は誰しも考える事である。それではもし人間が永遠の命を持つ事が出来たら、果たして人間は幸せなのでしょうか?人其々の考え方は有るでしょう、人間が永遠の命を持ったと仮定したなら人間界の秩序はなくなり、誰もが好き勝手な事を行い法律も何もかも必要なくなり人間界は大パニックになり機能しなくなるでしょう。死んでゆく悲しさと辛さそして、死ぬ当然の出来事が有るからこそ人間界の秩序ある生活が存続して行ける大切な事です。悲しくつらい出来事であるが、自然の理を止める事は出来ないのです。人間は生きている間に、色々な事を学び色々な事を経験してそして死に又、神様のもとで修行し「もう1度人間界に戻って来る」輪廻転生を私は日頃から信じ、やがて訪れる「死」まで頑張って生きて行きます。人間の苦しみ、生、老、病、死、どれをとっても大変な苦しみで在る事は事実ですが、人間として産まれたからには誰もが避けては通る事が出来ない苦しみです。時に少しの楽しみが有るから、この苦しみを耐えてゆけるのでしょうか?(合掌)